ストレスへの抵抗力を養う|適応障害の症状と実態|自分自身を強く持とう

適応障害の症状と実態|自分自身を強く持とう

ストレスへの抵抗力を養う

診察

適応障害は、ストレスコントロールが上手に出来なくなることで発症する精神不調です。多くの場合、適応障害では本人を取り巻く環境に原因が見つかります。従って、適応障害を治すためには、環境要因を含めた原因の把握が必要です。このようなアプローチが出来るのが、心療内科等で行われるカウンセリングです。カウンセリングでは、精神医療に精通した医師がストレスの原因や本人の性格の傾向などをチェックします。専門家によるこういったチェックが行われることで、漠然としていた適応障害の原因は、より明確になります。カウンセリングでは、環境を変えるためのアドバイスなどが行われることが多いです。それと同時に、ストレスへの抵抗力を高めるアプローチも重視されます。このような適応障害の診療は、特に女性からは素直に受け入れられやすい傾向があります。自分の問題点を第3者の目線から教えてもらえることで、具体的な方向性が見えてきます。暗中模索だった状態に光がさすように、ポジティブな行動がとれるようになるのが、カウンセリングの効用です。診療の確かな手ごたえを実感できるようになり、回復の兆しも顕著に現れます。こうした理由から、カウンセリングが充実するクリニックは人気です。

適応障害の治療効果は、一般的に男性より女性のほうが上がります。悩み事を素直に医師に話せる女性は、具体的な解決法が見つかりやすく、対策を早期に講じることが可能です。一方男性は、精神医療やカウンセリングに二の足を踏みがちです。そのため、受診が大幅に遅れることが問題点として挙げられます。精神疾患の中でも比較的症状が軽い適応障害は、病気が重症化しないうちに手を打つことが肝心です。適応障害の状態が長引くと、より重度なうつ病などに移行することも考えられます。こうなるとより長い治療期間を要するようになりますので、生活面での支障が増大します。うつ病の状態になった場合は、本格的な薬物療法も必要です。こういった薬物療法で使用される薬は脳内物質にも作用することから、懸念される問題も増えてきます。従って適応障害は、軽いうちに治すことが求められます。男性の場合、適応障害を発症する原因の多くは仕事や職場です。仕事一筋になりがちな男性は、複眼的な視点で状況を捉えることが概して困難です。そのため極端な思考に陥りやすく、自分自身を追い込みます。こういった状態では自殺の可能性が出てくるため、精神医学では非常に危険と考えられています。